幼稚園児にお金について教える時
何からどう教えたらいいのか困りますよね。
お金の種類ならまだしも、お金の仕組みや使い方を
小さい子にわかりやすく教えようと思ったら
どう噛み砕いて教えるべきか
教え方が難しかったりします。
先日我が家に届いた幼児ポピーの年長さん9月号で
お金の特集があり、それがとてもわかりやすかったので
レビューして紹介します。
うちはまだお金の教育を始めていないわ〜という
幼稚園児のいるお宅は参考までにご覧ください。
幼児ポピー年長9月号は「お金の教育」がテーマ
幼児向けの通信教材である幼児ポピーの
年長9月号はお金がテーマになっています。
幼児ポピーは年中さんからワークが2冊ありますが
そのうちの一冊「わぁくん」と特別付録で扱っています。
幼児ポピー年長9月号で扱うお金の教育の内容は
①お金の種類は?
②身の回りのものはいくら?
③お金はどこからやってくるの?
④付録でお買い物体験をしよう
というものです。
【お金の教育】幼児ポピー年長9月号①お金の種類はいくつあるの?
子供たちに身近なお金と言えば
10円や100円といった硬貨ですよね。
ワークではお金の種類について説明しています。
お金の裏と表を教えたり
500円玉の秘密について書いてあります。
実は私コインのどっちか表か裏か
わからなくなるときがあります…
これを期に「数字は裏」で覚えよう!
ポピー年長9月号では硬貨だけでなく
お札についても細かい説明があります。
実際に娘に一万円札を渡して観察させてみました。
破れないようにそーっと持ってね。
わかった!
心配性なので念押ししてからお札の観察スタートです。
ご存知の方も多いと思いますが
日本紙幣は偽造できないように様々な技術が仕組まれています。
わー!丸の中にも福沢諭吉が見えるー!
歴史大好きな娘は大喜びです。
その他、ホノグラムを3種類確認したり
虫眼鏡でないと見えない文字を発見したり
ユニバーサルデザインで目の不自由な人にも識別できる工夫を見つけたりと
お金にまつわる勉強をすることができました。
今までお札をじっくり観察させたことなかったけど
いいきっかけになりました。
幼児ポピー年長9月号レビュー②身の周りのものはいくら?
身の周りにあるものとしていつも食べているものや
使っているものはいくらなのか
シールを貼りながら値段を確認します。
おにぎりって何円?
100円くらいかな〜
お肉は?
えーとね〜(何肉だろう…?)
普段値段にばらつきがないものだと答えやすいですが
お肉やお花など値段に幅のあるものもあって
少々答えにくいものもありました。
チラシやネットの特売サイトを見ながら
このお肉は◯円、お花は◯円と確認しながらシールを貼りました。
はっきり◯円と答えがあることで娘も納得した様子でした。
身の回りの大まかな価格がわかることで
正常な金銭感覚を養います。
出来上がった一覧表を見ながら娘が一言。
もやしって安いね
うん、庶民の味方。
幼児ポピー年長9月号レビュー③お金はどこからやってくるの?
私たちが使うお金はどうやって始まったのか
お金はどうやって始まったのかをイラストで説明しています。
また、労働の対価としてお金をもらうことに気づき
親に感謝するきっかけにもなります。
お仕事をしているから
◯ちゃんのおうちはお金がもらえるんだね
幼児ポピー年長9月号レビュー④付録でお買い物体験をしよう
今回レビューを書こうと思ったきっかけになった教材です。
幼児ポピーには付録で紙教材があります。
9月号は『ポピっこランドすごろく』といって
お金の使い方を学ぶ内容です。
円ではなくポピというお金を使います。
ルールは2パターンあって、たくさんコインを持った人が勝ちか
カードを持った人が勝ちかを決めます。
コマは謎の3人のキャラクターです。
(いつものポピーに出てくるキャラではありませんでした)
値段は各カードで異なります。
各マスで収入があったり支出があったりします。
お買い物をしたり公共料金を支払ったりと
遊びを通じてお金の使い方を疑似体験します。
お金をコイン入れに入れるときに
何だか銀行みたいだね
とぽつり。
お金が周り回ってみんなの生活に渡っていることを
体感したようでした。
ボーナスのマスで止まると
「やったー!お金がもらえる〜!」と大喜びし
料金を払うマスでは「お金が減るよー」と
その反応は大人さながらです。
ショッピングモールと旅行、遊園地のイベントマスには必ず止まります。
何回か遊んだ後、娯楽にお金を使ったら
ポピがなくなることに気づいた娘は
「うーん、今は使わない!」と言ってました。
こうやって我慢や節約を学んでいくんだね…
お金がなくならないようにやりくりしながらゴールを目指します。
お母さんは毎月こんなお金のやりくりをしているんだよと教えると
子供たちは驚いた様子でした。
娘にポピっこランドすごろくの感想を聞いて見ると
お金の使い方が面白かったし
みんなで一緒に遊んだから楽しかった!
と言っていました。
遊びを通して世の中のお金の流れや
家庭内の収支について知るきっかけになりました。
お金が1ポピの1種類しかないので
数を数えながら年少の息子も一緒に遊ぶことができました。
もし硬貨の違いを教えながら遊ぶなら
硬貨が数種類あるこちらのゲームも良いですね。
お金の教育を幼児期から始めよう
我が家では年中さん頃からうっすらと金銭教育を始めていましたが
今回のようにロールプレイングしながら
しっかりと教えたのは初めてでした。
今の子たちは防犯面から一人でおつかいをすることも難しく
電子マネーの普及もあり、お金に触れる機会が少なく
金銭教育は今度も課題になっていくと感じています。
幼児ポピー年長9月号は子供とお金を考える良いきっかけになったので
今回だけで終わらせずに今後も継続してお金の教育をするつもりです。