![](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/02/68280E71-4970-4BAE-A222-2766C91BED76.jpeg)
2児のママ先生ちいこです。
元中高の英語教員で
今は幼稚園で英語圏の
子どもたちを担当しています。
この記事では0歳〜6歳までの乳幼児期にした
我が家のおうち英語の体験談を載せています。
娘が小学一年生になったことを機に
我が家のおうち英語の取り組みを
振り返ってみました。
高額な教材や英会話教室の利用はなく
低コストでできるものばかりです。
これからお子さんと英語を始めたい方や
現在おうち英語に取り組んでいる方は
こんなやり方もあるのね〜程度にご覧ください。
ちなみに我が家のおうち英語のモットーは
『お金をかけすぎずに毎日楽しむ』です。
【おうち英語の進め方0歳・1歳】音のインプット
![おうち英語1歳は音のインプット](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/06/6EDB7BBE-0296-43E0-87BF-EFB34F25118C-800x566.png)
0歳と1歳は音のインプットのみです。
YouTubeに出ているフォニックスソングを
聞いたり(再生回数がすごい↓)
我が家はアマゾンプライム会員なので
Amazon Prime Unlimitedで
子ども向け英語の歌をかけたり
We singなどのCDを聞いたりしました。
(これは今でも継続しています)
![タッチペン絵本で遊ぶ女の子](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/01/55A9FC23-F8F3-46E5-8E47-AB98F7845010-800x470.jpeg)
その他、はらぺこあおむしの絵本を読んだり
1歳になるとタッチペン式の絵本で
日本語と英語の語彙を増やしていきました。
正直0歳〜1歳は日本語を重視しているので
これと言って英語をしたという感じはありません。
『気付いたら英語が流れているね』というくらいです。
【おうち英語の進め方2歳・3歳】おもちゃでやりとり遊び
![おうち英語2歳3歳はおもちゃ遊び](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/06/7C51D1A9-E7BF-4677-B146-80DD074AAB61-800x566.png)
2歳で日本語の発語が増えてきたので
英語のおもちゃや教材を取り入れて
英語でのやりとり遊びを始めました。
娘は0歳からこどもちゃれんじをしていて
しまじろう好きなこともあり、そのまま
こどもちゃれんじEnglishを採用しました。
![こどもちゃれんじイングリッシュのタブレット](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/07/B1D27B33-F6EF-471B-842D-9DBD486CE0FB-800x600.jpeg)
娘はインプットは十分だったものの
なかなか発語に繋がりませんでしたが
しまじろうのおかげできっかけが掴め
楽しく話すことができるようになりました。
詳しくはこどもちゃれんじEnglishの
体験談をご覧下さい。(現在は退会済み)
おもちゃを使ってものの名前や数を言ったり
おままごとをしたりしましたが、
あくまでゲームを楽しむのがメインです。
【おうち英語の進め方4歳】フォニックスとサイトワーズ
![おうち英語4歳はフォニックスとサイトワーズ](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/06/7C5C4F81-D18D-491C-9383-D80ABD904B8F-800x566.png)
4歳からはフォニックスとサイトワーズの
学習を始めました。
フォニックス
英語圏でも4〜5歳からフォニックス学習が
始まりますが、我が家も同じく
4歳からフォニックスを始めました。
![英語は名前読みと音読みの2種類がある](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/12/A274EFD1-7583-4B29-A201-EB9346C3326E-800x600.png)
フォニックスは文字と発音に関する
決まりのことで、音読みを指します。
文字を見て音を推測する力を養います。
英単語を覚えるにせよ文を読むにせよ
基礎であるフォニックスが身についてないと
どうしようもありません。
フォニックスには44種類と音と
120通りの綴りパターンがあります。
全て完璧にするのは大変なので
大体わかればオッケーくらいの
スタンスでやりました。
![フォニックス読み練習の英語アプリ画面](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/12/8564F80D-471D-4FA2-8FF7-626850E80346-800x600.jpeg)
最初はA~Zのアルファベット26文字の
音から始めました。
“a a apple”,
“b b bear”という感じで
音読みを2回した後に単語を発音します。
26音が終わったら以下の音をしました。
パッと見てなんのこっちゃと思う方も
いるかもしれませんが、これらの用語を
全て覚える必要はありません。
![](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/02/68280E71-4970-4BAE-A222-2766C91BED76.jpeg)
いろんな音の決まりがあるんだな〜
くらいでOKです。
![AGO PHONICSの画面](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/06/B4F2D3C4-651A-43CA-BDD2-B2EEA96B12F0-800x600.jpeg)
我が家はAGO Phonicsのアプリを
使って学習しました。
無料ですが大体を網羅してあり
文字の音や単語を聞くことができます。
![フォニックスのポスター](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/03/AE388612-6679-4085-A9E1-CE6DFB4E36C6-800x559.jpeg)
日本人はRとLの音が苦手な人が多いので
RとLの入っている音は重点的にやりました。
作るのが面倒という方には英語教室で
使うような大判のポスターもあります。
あとはCVC(子音+母音+子音)の
組み合わせをたくさん練習しました。
(例:cat, dog, hat, mapなど)
![magic spelling1の画面](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/06/CF556775-38B2-4220-8140-4B118B4F40CB-800x604.jpeg)
これも無料のアプリを使ってやりました。
使い方やアプリの詳細はこちらに載せています。
サイトワーズ
サイトワーズはフォニックスのルールに
当てはまらない、一目で読める単語です。
aやan,theといった冠詞や
in, on, ofといった前置詞、
is,am, areといったbe動詞など
日本語に訳しにくいものばかりです。
サイトワーズ100語を覚えると英文の50%が読め
300語覚えると英文の70%が読めると言われています。
(『世界で活躍する子の英語力の育て方』より)
![](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/02/68280E71-4970-4BAE-A222-2766C91BED76.jpeg)
サイトワーズを覚えればぐんと
リーディング力が上がります。
我が家はアプリを使ったり単語カードを作ったり
本読みで出てきた時に覚えていきました。
作るのが面倒な人は既製品を活用しましょう。
【おうち英語の進め方5歳】動画と音読
![おうち英語5歳は動画と読書](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/06/1B9FFC3B-D527-4603-9F51-06F89C291BF7-800x566.png)
5歳は動画でインプットを増やし
易しいレベルの本の音読をしました。
動画
5歳からはインプットを増やすべく
動画やアプリをより多く活用しました。
![英語アプリのカーンアカデミーキッズ英語アプリのカーンアカデミーキッズ](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/03/7D7B205A-8EEB-4E5A-9A10-C339AE0DFC43-800x559.jpeg)
今でもお世話になっているのは
カーンアカデミーキッズです。
先ほどのサイトワーズはもちろん、
アルファベット、文字、数、動画が
無料で使える神アプリです。
その他にも、アマゾンプライムにある
子供向け英語の番組をよく見ました。
![amazon movieの子供向け英語番組](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/06/1992E231-6BE7-4930-8DB9-B9E0B6E0E730-800x203.jpeg)
アマゾンプライム会員は
年4,900円(月割約400円)で
Music Unlimitedは月7,900円(月割約660円)です。
月に映画1つ、CD2枚以上聞くなら
十分本が取れるのでお得です。
30日の無料お試しもあるようなので
気になる方はこちらからどうぞ。
音読
フォニックスやサイトワーズの学習を
一通り終えた後は音読を増やしました。
![Oxford Reading TreeのBiff, Chip and Kipperの本](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/06/E477FC91-7ABF-48DA-8974-095CACD81B46-800x600.jpeg)
ORT(Oxford Reading Tree)は
英国の小学校で採用されている教材です。
Biff, Chip and Kipperのシリーズは
キャラクターが一貫しているので
親しみやすく読みやすいです。
1冊600円ほどです。
セットで買うとまぁまぁのお値段です。
英語の本は気に入ったものは買っていますが
毎回買うと破産してしまうので
図書館やオンラインで読めるものは
積極的に活用しています。
![](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/02/68280E71-4970-4BAE-A222-2766C91BED76.jpeg)
まずは近くの図書館の洋書コーナーを
チェックしてみてくださいね。
![Oxford Owlのebook](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/06/67DAABE8-5CF4-4F1F-9610-92288673F9E0-800x600.jpeg)
Oxford Owlでは無料オンラインで
数冊読むこともできます。
メールアドレスを登録すると3~11歳向けの
英語の本を読むことができます。
【おうち英語の進め方6歳】多読とタイピング
![おうち英語6歳は多読とタイピング](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/06/60F2DDD2-8C30-48A8-8666-FE3C0CFC9C1A-800x566.png)
6歳では読書を毎日の習慣にするべく
多読を増やすと同時にタイピングを始めました。
多読
![ラズキッズを読む子供](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/11/E4C6F337-309A-4083-9363-324A183A371D-800x600.jpeg)
多読アプリであるRazKids(ラズキッズ)は
英語圏の幼稚園児〜小学5、6年生向けの
830冊が読み放題です。(2021年11月現在)
ラズキッズは有料のアプリで
個人契約すると年間12,000円程かかりますが
何人かで共同利用すると2,000円程で
利用することが可能です。
![](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/02/68280E71-4970-4BAE-A222-2766C91BED76.jpeg)
『ラズキッズ 共同利用』などで
検索するとヒットします。
月々166円でいつでも830冊が読み放題で
コスパがかなり良いです。
音声はもちろん、読んだ後にはクイズもあります。
タイピング
![タイピング練習で英単語を打つ子供](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/05/C3D2A7B8-0354-4F27-A46D-0245C29B884B-800x559.jpeg)
タイピングは英語で自己表現することを
目標に取り入れました。
時間がかかるかな〜と思っていた
タッチタイピング(ブラインドタッチ)も
概ね3ヶ月ほどで習得することができました。
英語で単語を入力したり文章を作るのにも
一役買っています。
これも無料のサイトでできるので
フォニックス学習が終わっているなら
やってみてもいいかもしれませんね。
おうち英語をする時に気をつけたこと
![](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/02/B53FB254-963B-48EF-B35C-D633ECFCD5C7-800x450.jpeg)
おうち英語をするには親の根気が必要です。
大人が張り切っていても子どもに
全くやる気がないというような
そんな日もあります。
英語は毎日の積み重ねなので無理をしては続きません。
なんでやらないの!?と怒った親の前では
子どもは楽しくないですよね。
どうしても何もしたくないという日は
英語の音楽を流すだけでも十分です。
また日本の英語教育ではあまり時間の割かれていない
フォニックスをしっかりと学習しました。
これは多読へと移行したときに
推測読みの力をつけるためです。
多読は絵本でやるのももちろん良いのですが
英語音声付きのものだと子どもが音を
確認することができるので一石二鳥です。
あと、気をつけたことは
ライティングを焦らないことです。
子どもには文字書きに適した時期があります。
我が家では運筆や日本語が十分できてから
英語のライティングを始めようと思い
幼児期は英語のライティングを教えませんでした。
![](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/02/68280E71-4970-4BAE-A222-2766C91BED76.jpeg)
子どもがお絵かきボードに
書いていることがありましたが
書きたいなら自由にやりな〜
くらいのスタンスで
幼児期は見守りました。
本格的な文字指導をしてしまうと子どもが
やる気を無くすことが想定できたので
時期を待って、きちんと教えたのは
小学校に入ってからでした。
![英語ライティングノートTAGAKI](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/06/76DE0217-F4BD-434A-8D37-840FEB8CF83B-800x600.jpeg)
狙った通り運筆がしっかりしているので
英語が丁寧に書けています。
ちなみにこれはTAGAKIという
ライティングノートを使っています。
娘はタイピングで文字入力に慣れていたので
いざ英語を手書きするというときに
鏡文字になったり違う形の字を書くことは
ありませんでした。
![](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/02/68280E71-4970-4BAE-A222-2766C91BED76.jpeg)
いろんな教育方針があるかと思いますが
我が家はこれで良かったかな〜と思います。
おうち英語は子どもと楽しんだもの勝ち!
![](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/10/CF297D90-3CCD-4BA3-B3D5-5436EAF46843-800x533.jpeg)
現代はいろんな情報が溢れています。
どんな英語教材を使ったらいいのか
どの方法だと子どもが楽しめるのかは
100人いれば100通りの方法があります。
![0歳から6歳のおうち英語の進め方](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/06/FDDE3A41-4ABA-40C9-8366-92DE95B01128-800x566.png)
もしおうち英語を進め方に迷ったら
個人の体験談を参考にするのものありですが
データに基づいた専門書を読んでみるのもありです。
お金も時間も無理することなく
子どもと楽しみながら英語を
楽しんでいけたらいいですね!
![ネイティブキャンプを受講する子供](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2021/05/49F350D1-9407-417F-890D-FBAB62D41704-800x600.jpeg)
オンライン英会話に興味のある方はこちらも
合わせてご覧ください。
![](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2023/12/8125404E-E3DB-4674-AFB0-DAAF03464890-320x180.png)