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【子供の性教育の教え方】おすすめ絵本と我が家の3歳からの取り組み

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家庭で始める性教育コラム

夏になり子供が薄着になったり

水着になる季節になりました。

みなさーん!

性教育してますか〜?




いきなりこう言うと驚かれるかもしれませんが

我が家では娘が年少さんの3歳から

性教育を始めています。




この記事では幼児期からの性教育について

我が家の取り組みを紹介します。




まだご家庭で性教育や防犯教育を

始めてない方はぜひご覧ください。


この記事でわかること
  • 遅れている日本の性教育事情
  • 子供に性教育を始めるなら何歳から?
  • 子供の性教育どうやって進める?親が読むべきおすすめの本
  • 幼児期から読めるおすすめの性教育の絵本
  • 子供を性犯罪から守るために親ができること


遅れている日本の性教育事情

小学4年生になると学校の保健の授業で

性教育を習います。

しかしみなさんご存知の通り

体の機能的なことは教えてくれても

本質までは教えてくれません。

初潮が…とか生理が…とか

そういうことは教わったけど

だから一体なんなんだ?という

感想を持った昭和生まれな母です



歪んだ性情報だらけの日本

最近は規制されてだいぶ減りましたが

こどもでも簡単に目につくところに

いわゆるエロ本が売っています。




ネットの発達によって自分たちの時代よりも

もっと身近に性の情報が溢れるようになりました。




最近はエルサゲートといって

一見子供向きのYoutubeと思って見ていたら

暴力的なものや性的な動画になっている現象も

問題になっています。




ニュースをつければ幼児を対象とした

性犯罪もたくさん報道されています。


自分たちの時代よりも

確実に性が身近なものになっている!



このような危機感もあり

我が家では早めに性教育を

始めることにしました。

こどもに性教育を始めるのは何歳から?

UNESCO(ユネスコ)のガイダンスによると

性教育を始めるのに適した年齢は

5歳からとされています。




性教育を義務化しているオランダでは

小学1年生(4歳)から性教育が始まります。





早くから始めたらその分知識が増えて

危険なんじゃない?と心配になりますが

オランダでは10代の性交渉や中絶率は

他の先進国と比べて低いそうです。

早くから始めたら悪影響と

いうわけはではなく、むしろ

「自分や相手を大切にできる」と

いうメリットがあるようですね


まだ性教育を始めていないご家庭は

今すぐ始めることをおすすめします。


子供の性教育はどうやって進めたらいいの?

一番親が戸惑うのはここです。

どうやって子供に性教育を教えていくか。



我が家は娘が年少さんになった3歳から

性教育を始めました。




性教育=性行為を連想しがちですが

必ずしもそれが全てではありません。


最初は絵本の読み聞かせから始めて

プライベートゾーンのことを教えましょう。

(後ほど出てきます)


5、6歳の今は男女の違いについて

教えているところです






私は性教育で親が子供に教えるべきことは

  • 自分の体と心を大事にすること
  • 相手の体と心を大事にすること
  • 防犯

の3点だと考えています。



自分を大事にすることは

相手を大事にすることに繋がります。



伝える内容は年齢の変化と共に

深めて伝えることをお勧めします。





そのためにはまずは親である私たちが

正しく性のことを教えられる知識が

ないといけません。

親におすすめしたい性教育の本

子供に教える前にまずは親自身が

性教育について勉強し直す必要があります。




就学前の幼児はもちろん

思春期までのお子さんに向けての

働きかけが非常に大事です。


思春期に入ってから

性教育を教えるのは

非常にハードルが高いです


まずは小さい頃から

性教育を身近なものとして

浸透させましょう






子供の性教育をすすめる際に色々本を読みましたが

最近読んで良かった本はこちらの

「おうち性教育はじめます」です。


2020年3月に出たばかりの本で

優しいタッチのイラストで描いてあり

すらすら読むことができます。


カバーを外すとナチュラルな見た目なので

本棚に入っていても主張しません。


「おうち性教育はじめます」の本では

こんなときどうする?といったことや

男女別にどのように性教育を進めていけば

いいのかがわかりやすく書いてあります。


例えば女の子に初めて生理が来たときや

男の子に初めて精通が来た時など

親としてどんな言葉がけをして

どんな行動をしたら良いかが載っています。



親がつい子供に言ってしまいがちなNGワードも

細かく説明してありました。




最終章には多様な性のあり方も紹介されていて

とても参考になります。

昭和世代の親御さんや

古いタイプの性教育を受けてきた

親御さんにとにかくおすすめです


まずは親の性教育観を

アップデートしましょう。



子供に読みたい性教育のおすすめ絵本

次に子供に読みたい性教育の

おすすめ絵本を紹介します。

①いいタッチ わるいタッチ

いいタッチ わるいタッチは

全ページにかわいい犬の絵が描かれています。



水着で隠れるプライベートゾーンは触らないという

子供にわかりやすいメッセージで

描かれています。


いいタッチにおばあちゃんのキスが

入っているのが納得いきませんが

それ以外はまぁ納得の内容です。




いいタッチはどんなものがあるのか

わるいタッチにはどんなものがあるのか

具体例が描いています。




子供たちにも実生活で

「これはいいタッチ?わるいタッチ?」と

問いかけしやすいです。




お友達がパンチしてきた

これはいいタッチ?わるいタッチ?

痛いからわるいタッチ

お父さんやお母さんが

ぎゅーっとしたよ

これは?

嬉しいからいいタッチ!




「いいタッチ わるいタッチ」では

・あなたは世界で一人だけの大切な存在であること

・自分の心と体は自分だけのものであること

という2つの大切なメッセージを伝えることができます。




巻末の「わるいタッチ、性的虐待をふせぐためにも」は

加害者がどんな人でどんな犯行手順をするかや

性被害を見分ける8つの質問などがあり

親にとって見応えのある情報が満載です。



②とにかくさけんでにげるんだ

「とにかくさけんでにげるんだ」は

1985年アメリカのベティ・ボガホールドと

いう作家が書いた絵本で

先ほどのいいタッチわるいタッチの

安藤由紀さんが翻訳したものです。




カナダの小学校で読まれている絵本で

原題はYou Can  Say “NO“です。




こんなときどうする?といったケースが

場面ごとに6つ紹介されています。




昔からよく言われる

「知らない人について行かない」

ということだけでなく

性被害は身近な知り合いから

受ける可能性があるという

現代社会のダークな一面を突いている本です。




性犯罪や誘拐について触れてあり

内容的に描写がはっきりしているので

HSCのお子さんには少し刺激が強いかもしれません。



HSCとはhighly  sensitive childのことで

人一倍敏感な気質を持った子のことです。


どの本も読みっぱなしにせずに

子供と振り返りながら

確認することが大事です



子供を性犯罪から守るために親ができる3つのこと

子供に性教育する必要があることは

どの親御さんもわかっています。




じゃあ実際しているかと聞かれたら

2007年の内閣調べでは約20%の家庭でしか

教育されていませんでした。



※現在はもっと情報も進んでいるので

多少上がっているかもしれません。





子どもたちには純粋な世界のまま

すくすく育って欲しいところですが

歪んだ感情を持つ人たちから

自分を守る術を学ばなければなりません。





目を背けたくなるような悲惨な性犯罪が

日本でも日々起きています。

そして悲しいことに幼児や子供を対象とした

事件も後を立ちません。



親戚や顔見知りといった

知り合いからの性被害や

小児性愛障害による性犯罪も

この世の中には存在します。




子供たちのすぐ身近に性犯罪が潜んでいる現状に

親として目を背けてはいけません。





親として子供にできることは3点です。

①親子で性に対して正しい知識を身につけよう

②親子で防犯意識を高めよう

③なんでも言い合える親子関係を作ろう



①親子で性に対して正しい知識を身につけよう

これは先ほど紹介した絵本などを使いましょう。

幼稚園児だとプライベートゾーンの話から

入ると取っ付きやすいですね



わかりやすいように

水着で隠れる所としていますが

口や顔など他の部位も

勝手に触っちゃダメですよ



体の違いについて教えるだけでなく

あなたがとても大切な存在であること

ありのままのあなたでいることの素晴らしさを

伝えましょう。

②親子で防犯意識を高めよう

子供を1人にしない

簡単にできる防犯対策は

子供を一人にしないことです。



外出先のトイレやスーパーのお菓子売り場など

子供が一人でも行けるところには

常に変質者がいる可能性を想像しましょう。



最近は個室トイレのドア裏に

隠れている事件もあるので

決して子供一人で行かせないことです。




女の子だけでなく男の子も対象になりうるので

お子さんがトイレから出てきた時の様子は

必ずチェックしましょう。




子供が知らない人から声をかけられて

騙されてついて行くまで35秒という

データがあります。

目を離すとあっという間に子供は姿を消します。


防犯グッズを身につける

これから夏になり薄着になるので

女の子はスカートの下にもう一枚履かせたり

水着の上にラッシュガードを着るなどの

自衛グッズを用意しましょう。


昔はブルマと呼んでいましたが

今はオーバーパンツと言います。

色は下着が目立たない黒がおすすめです。


水着の上にはラッシュガードを着ましょう。

紫外線対策にもなります。



プールや公園に一人で来ている

カメラを持った人には要注意です。

さりげなく子供を撮っている可能性もあります。





我が子はまだ幼稚園児なので持たせてませんが

小学生だとGPSを検討してもいいかもしれません。

小学生になると子供の行動範囲も広がるので

一つの安心材料になります。




学校から家まで遠い場合は防犯ブザーも

持っておくのもいいですね。

アルソックのデータによると

登下校時に防犯ブザーを持っている子は

62.6%だそうです。



③なんでも言い合える親子関係を作ろう

考えたくないことですが

もしも自分の子供が被害にあってしまったり

逆に危害を加えてしまった場合

親に素直に言い出せるような関係を

作っておかないといけません。

我が家はお風呂の時間に

今日1日どんなことがあったのか

伝える時間にしています


心と体をリラックスした状態で

子供が紡ぎ出す言葉には

真実しかないと感じるからです。



お風呂で知育をするもいいですが

お子さんの本音を聞く機会にもぴったりです。

大事なことを使える場としてもいいですね。

もし知らない人に道を聞かれたら

「大人に聞いてください!」

って言って逃げるんだよ

わかった!



家庭での子供の性教育は今すぐ始めよう

子供に性教育を始めるなら何歳から?

思春期までに始めましょう。

早すぎて悪いことはありません。

まだやっていないご家庭は今すぐ始めましょう。



どうやって性教育を進めたらいい?

3歳頃から絵本を使いながら

プライベートゾーンについて教えましょう。

小学生以降は年齢に合った内容と方法で進めましょう。



子供を性犯罪から守るために親ができることは?

①親子で性に対して正しい知識を身につけよう

②親子で防犯意識を高めよう

③なんでも言い合える親子関係を作ろう





世界にたった1人の大切な我が子。

小さいうちは守れるのは親だけです。




どうかすべてのお子さんが

被害者にも加害者にもなることなく

素敵な生涯を送れますように。

我が家もこれから継続的に

性教育を行うつもりです


恥ずかしがらずに

みんなでがんばろ〜!


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