この記事ではスクリーンタイムについての説明や
スクリーンタイムを設定する方法、
我が家ではどのようにスクリーンタイムを
設定しているかを紹介します。
スクリーンタイムとは?
iOS12以降、iPhoneやiPadで
スクリーンタイムを設定することが
できるようになりました。
ペアレンタルコントロールと呼ばれる
親が子供の使用を制限することができる機能で
有害なコンテンツから子供を守るだけでなく
時間を制限することで
子供が依存症になるのを防ぐ役割があります。
スクリーンタイム以外でするべき設定はこちら。
スクリーンタイムでできること
スクリーンタイムでは以下の設定ができます。
![スクリーンタイムで設定できること](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/01/77E03C06-AA2E-4969-B13C-729D78E030DF-800x450.png)
①休止時間の設定
休止時間とは画面を見れなくする時間帯のことです。
○時以降は使えないなど時間を決めたり
曜日ごとに設定することができます。
休止時間中は許可したアプリと電話だけ
使うことができます。
②アプリの使用制限
アプリのカテゴリーごとに
使用時間を制限することができます。
SNSは○分、ゲームは○分、
エンターテイメント(Youtube)は○分と
カテゴリーごとに詳しく時間を
設定することができます。
![](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/02/46A05E79-FE43-4D79-8DF9-9F6F123DA514.jpeg)
カテゴリーを決めずに
全部で○分とすることもできます
③通信・通話の制限
通信・通話の制限では
休止時間中に電話ができる相手を選ぶことができます。
④常に許可するアプリの選択
常に許可するアプリの選択では
休止時間中であっても常に使うことができる
アプリを選択することができます。
⑤コンテンツとプライバシーの制限
コンテンツの制限では
iTunesやAppStoreで
インストールを許可するか
課金を許可するかなどを決めることができます。
プライバシーの制限では
位置情報や連絡先を許可するかどうかを
アプリごとに設定することができます。
スクリーンタイムの設定方法
スクリーンタイムの設定の仕方は
公式(Apple)の動画をご覧になるのが一番早いです。
これを参考に設定していきましょう。
ちなみに我が家ではまだ子供のIDを作らず
ファミリー共有の機能を使っていません。
幼児のうちは親のIDを使っていこうかと考え中です。
我が家でのスクリーンタイムの設定とポイント
実際に我が家ではどのような設定に
なっているか紹介します。
(子供は3歳と5歳で、ひとつのiPadを使っている状態です)
設定をどうしようか迷っている方は
参考までにどうぞ。
①休止時間の設定
休止時間は20時〜7時に設定しています。
20時には就寝するし
早朝に使うことは許可していないからです。
![休止時間の設定例](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/01/C4693C4F-975E-41BE-AFE6-8234DD03CF03-800x450.png)
②アプリの使用時間の制限
アプリの使用時間の制限は
全体で2時間にしています。
ひとり1時間×2人なので2時間です。
今後変更する可能性が高い項目です。
![アプリ使用時間制限の例](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/01/2CE5F25E-84F5-4FC4-8364-0F6B980E73CB-800x450.png)
③通信・通話の制限
通信・通話の制限は「すべての人」にしています。
そもそもiPadで通話することがありませんね。
④常に許可するアプリ
常に許可するアプリの選択は電話のみにしています。
というか、電話はデフォルトで
削除できない仕様になっています。
⑤コンテンツとプライバシーの制限
コンテンツの制限は以下の通りです。
![コンテンツ制限の例](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/01/8CFA7CA2-A120-42DB-806D-B5BFDC125BA3-800x450.png)
音楽やニュースでも不適切な内容を
含まないようにしたり
成人向けWebコンテンツを制限したりしています。
Game Centerなどの使っていないものは
すべて許可しないにしています。
ほとんどは字のごとく読んだ通りなのですが
コンテンツ制限の映画のところだけ
わかりにくかったので説明します。
![映画のレーティング](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/01/0F4B615F-57B1-4448-A4DC-A48D8A182264-800x450.png)
映画の設定はGにしておきましょう。
子供と映画館で観る際の参考にもなりますね。
スクリーンタイム・パスコード
スクリーンタイムには専用の
スクリーンタイム・パスコードを
決めることができます。
(本体のパスコードは別のものです)
子供が幼児のうちは親がしっかり監視しているので
あまり必要ないかもしれませんが
これも忘れずにノートにメモしておきましょう。
制限時間を過ぎたらどうなる?
もしも制限時間を過ぎてしまった場合は
画面が真っ暗になり
黒い砂時計マークが出てきます。
![時間制限を超えたときのiPad画面](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/01/3741A0C2-59D6-4230-AEA6-3D7D6ECAFB2F-800x600.png)
うちの子たちは黒い画面を怖がって即座に止めます。
![](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/02/F21DD8F0-6E82-4567-8D09-FC153B5F5AB2.jpeg)
おかあさん!真っ暗になった!
怖い〜!!
![](https://chicotton.com/wp-content/uploads/2020/02/E8F80E25-4AC2-41E4-A75E-3003BDFFE953.jpeg)
iPadもうやめるー!
黒い画面は子供心にショックなのか
今のところきちんと時間を守っています。
もう少し知恵がついてきたら
「制限を無視」の存在に気づくので
その時が来ないように見張っています。
スクリーンタイムを設定してこどもを守ろう
幼児のうちはパスコードさえしっかり設定しておけば
このように詳しくスクリーンタイムを決めることは
必要ないかもしれません。
しかし今後こどもが大きくなったとき
使用状況や環境が変わることは大いにあります。
そうなったときに親の目が離れてしまうことが
来るかもしれません。
こどもを危険から守るためにも
未然に防げるものはしっかり防いで
親ができる最大限の対策をしておきましょう。
私も日々勉強中です。