子供にアルファベットを覚えさせたいけど
どう教えたらいいの?
アルファベットの教え方が知りたい!
元英語教員のちいこです。
この記事では幼児期の子供から始められる
簡単なアルファベットの覚え方を紹介します。
英語が小学3年生で始まったこともあり
英語の必要性を感じておうち英語を
始めているご家庭も多いですよね。
しかし幼児期の子はひらがなやカタカナなど
覚えることがたくさんあります。
そんな中、子どもにアルファベットをどうやって
教えたらいいのか迷う方もいるのではないでしょうか。
この記事では1歳の乳幼児期から始められる
アルファベットの大文字と小文字を覚える簡単な4つの方法を紹介します。
アルファベットを覚える方法は4ステップです。
これは実際に我が家でやった方法で
全て低コストでできることばかりです。
具体的なサイトやアプリを載せているので
すぐに試すことができます。
子供に教えるときに注意するポイントも
載せているので合わせてご覧ください。
アルファベットの覚え方①アルファベット表のポスターを貼って見て覚える
一番お手軽で王道な方法は
アルファベット表のポスターを貼ることです。
リビングやトイレ、お風呂場など
子どもが毎日必ず目にする場所に貼ります。
我が家は100均のアルファベット表や
こどもちゃれんじイングリッシュのポスターを使っています。
子どもがいつでもアルファベットを確認できるように
子どもの目線に合わせた場所に置きます。
これは単純にアルファベットに接する頻度を
増やすことを目的としています。
アルファベット表で英語を教える時のポイントは3つあります。
子どもに「これなあに?」と思わせたらOKです。
まずは興味を持たせる工夫をしましょう。
子どもがアルファベット表に食いついたら
「これは英語って言うんだよ〜」と説明し
英語が読めたら本がたくさん読めるようになったり
英語が話せたらたくさんのお友達ができるようになることを伝えます。
英語が得意な親御さんならこの時点で
実際にABCの歌を歌ってみたり
単語をリピートしたりしても構いません。
アルファベットが読めるのが何歳になるかは
こどもの周りの環境によります。
当然ですが早く環境を整えれば整えるほど
習得時期も早くなります。
アルファベットの覚え方②アルファベットの歌を聞いて覚える
子どもが英語に興味を持ったら次は
アルファベットの歌を聞いてみましょう。
ABCの歌でアルファベットの順番を覚える
英語の歌は定番がたくさんありますが
一番有名なのは『ABCの歌』でしょうか。
我が家はタッチペンでABCの歌を聞きました。
きらきら星のメロディーと同じなので
小さなこどもにも聞き馴染みがあり
スッと受け入れることができます。
LMNOPの早口な箇所や最後の長い文章もありますが
最初は上手に歌えなくても大丈夫です。
AからZまで楽しく歌えたら
それだけでOKです。
英語の歌で教える時のポイントは2つあります。
一気に教えるとこどももキャパオーバーになるので
最初はABCDの4つだけにするなど
少しずつ練習していきましょう。
完璧に歌えなくてもOKです。
歌うのって楽しいな、英語ってなんだか楽しいなと
思わせたらこっちのものです。
歌を繰り返し聞くことで子どもも
ポツポツ歌うことができるようになります。
我が家は1歳からタッチペンを使いましたが
操作がシンプルで使いやすかったです。
フォニックスの歌でアルファベットの音読みを覚える
ABCの歌が聞けたら次は一番大事な
名前読みと音読みをセットで聞きます。
名前読みと音読みってなに?
『アルファベットが読める』というのは
実は2つの意味合いがあります。
名前読みはその文字の名前の読み方で
音読みはその文字の音の読み方です。
例えばAの名前読みは“エイ”で
Aの音読みは“ェア”です。
appleを名前読みするとエイ・ピー・ピー・エル・イー
apple を音読みするとアッポーといった感じです。
文字と音の読み方のルールを学び
正しく音読みできるようになる学習方法を
フォニックスと言います。
発音と綴りの関係をざっくり学ぶには
フォニックス(phonics)はもってこいです。
文字と音の読みが一緒になったフォニックスの
ABCの歌ならこちらがおすすめです。
我が家ではABCのフォニックスの歌を
BGMがわりによく聞きました。
全部歌えなくても大丈夫です。
音をなんとなく確認できたらOKです。
アルファベットの覚え方③英語アプリを使って発音しながら覚える
歌でAからZまでの順番がわかったら
次は一文字ずつをじっくり丁寧に学習します。
これも色んな方法がありますが
我が家はアプリを使って覚えました。
英語のアプリで教える時のポイントは2つあります。
我が家はABC Magic1というアプリを使いました。
ABC MAGIC PHONICS
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ABC Magic1のアプリではaからzまでの音を
単語とともに学びます。
絵本など子どもが触れる英語は大文字よりも
小文字の方をよく見るので
我が家は小文字の学習から始めました。
小文字を習得したら自動的に
簡単な方の大文字も覚えるので
小文字から学習することをおすすめします。
英語アプリ ABC Magic1
我が家が使ったABC Magic1のアプリは
他のアプリと比べて5つの優れた特徴があります。
途中から課金が必要なものが多い中
完全に無料で使えます。
音声もこの手のアプリには珍しく
こどもの声が入っています。
その他にもフォントを選んだり
文字を厳選して学習することもできます。
①1音ずつ確認しながらアルファベットを覚えることができる
例えばaの場合は“a, a, apple, a, a, a“と
いうように音でリピートしてくれます。
aを『エイ』と名前読みしているのではなく
“ ǽ”と音読みしているのがポイントです。
②一文字につき4単語ずつ語彙を増やしながら学ぶことができる
例えばaだと
・alligator
・ambulance
・aunt
・astronaut
というように、最初にその音から始まる単語を
4つずつ学ぶことができます。
それぞれの写真をタップしても発音されるので語彙力も増えます。
③マッチングゲームで音と文字を定着することができる
子どもが英語を覚えるにはゲーム要素が欠かせません。
マッチングゲームでは3、6、9個のマスを
その音で始まるものを選んで四角に入れます。
最初は簡単な3マスから始めます。
年少の息子が実際に遊んでいる所を撮影してみました。
最初は簡単な3マスからスタートして
小文字学習が定着してきたら
6マス、9マスと増やしていきます。
アルファベットの覚え方④マグネットボードに書きながら覚える
これは幼児期では焦ってやらなくてもいいですが
もし子どもが英語を書きたがっているなら
実際に書いて覚えるのも手段の一つです。
我が家はマグネットボードを使って
書く練習をしています。
ノートだと大量に紙が必要ですが
マグネットボードだと書いては消しを
繰り返すだけなのでエコにもなります。
マグネットボードは字が濃くかけて
大きいサイズのものをおすすめします。
人気なのはこのあたりですね。
英語を覚えるにはアルファベットカードもあるけれど…
我が家はしませんでしたがカードを使って
アルファベットを定着させる方法もあります。
大文字と小文字を合わせたり
語彙を増やすものなら面白そうですね。
カード遊びはアルファベットを覚えるというよりも
遊びながら親しむという感じなので
正しい発音を一緒に覚えたいという場合は
まず最初にアプリなどで正しい音を聞いてから
カード遊びをすることをおすすめします。
幼児期から英語を始めてアルファベットを楽しく覚えよう!
幼児期の子供がアルファベットを覚える方法は4ステップです。
我が子たちはこの方法でアルファベットを学習し
大文字も小文字も覚えることができました。
長時間すると退屈なのでやっても毎日10分以内で終わっています。
4つの方法でも特に重視したいのは3番目の
発音しながらアルファベットを覚える過程です。
幼児期の子どもがアルファベットを覚えるなら
フォニックスは欠かせません。
ぜひ単語と一緒に音読みしながら
遊びの中で覚えていきたいですね。
親子で楽しみながら
英語を始めてみませんか?