英語辞典が出るたびチェックしている
英語オタクな私ですが(職業病?)
2020年12月に出版された旺文社さんの
『小学生のための聞ける!話せる!英語辞典』が
素晴らしかったのでレビューします。
タッチペン式の英語絵本などが終わって
フレーズ英会話に挑戦したい子や
もっと語彙を増やしたい幼児期の子、
小学校低学年の子におすすめです。
旺文社の『小学生のための聞ける!話せる!英語辞典』がすごい!
旺文社といえば英検対策でもお馴染みの出版社です。
パス単や英検の過去問などで有名ですよね。
我が家ももれなくお世話になっています。
その旺文社さんからこのたび
全く新しいタイプの英語辞典が出ました。
それが『小学生のための聞ける!話せる!英語辞典』です。
この英語辞典が今までの英語辞典と違って斬新なのです。
『小学生のための聞ける!話せる!英語辞典』はどこがすごいの?
『小学生のための聞ける!話せる!英語辞典』は
他の英語辞典と大きく違う点が3つあります。
『小学生のための聞ける!話せる!英語辞典』の特徴①場面想定した並び
英語辞典と言えばアルファベット順に
AからZまで並んでいるのが普通ですよね。
幼児や小学生低学年に人気な英語辞典と
言えばこのあたりでしょうか。
しかし『小学生のための聞ける!話せる!英語辞典』は
これまでに出ている英語辞典と違って
英語を使う場面ごとに分かれています。
6つの英語を使う場面を想定しています。
- 挨拶するとき
- 自己紹介するとき
- 学校で言う時
- 友達に言う時
- 家で言う時
- お出かけや旅行先で言うとき
日常のいろんなシーンを想定していて
それに派生する関連語もまとめて表示してあります。
Aから順番に並んでいるわけではないので
英語を始めたばかりの幼児期の子どもや
小学生低学年の子どもにとって
取り組みやすい内容になっています。
巻末にはアルファベット検索やひらがな検索も
載っているので通常通りの使い方もできます。
『小学生のための聞ける!話せる!英語辞典』の特徴②パターンプラクティスが充実している
各ページごとに重要な例文が吹き出しで出ています。
例文の下に関連語として語句を変えたものが多数載っています。
これはpattern pracrtice(パターンプラクティス)といって
語を入れ替えてフレーズ練習する際に使う方法です。
このフラッシュカードのような作りは
口語練習する際に非常に使い勝手が良いです。
フラッシュカードを作らずとも
この英語辞典で十分に
口頭練習ができます。
『小学生のための聞ける!話せる!英語辞典』の特徴③デジタルブックが利用可能
今回この記事を書こうと思った一番の理由が
デジタルブックが利用可能なことです。
デジタルブックと言っていますが簡単に言うと
『ネットで辞書が見れる』ということです。
各ページにあるQRコードを読み取ると
旺文社さんの英語辞典のURLに飛びます。
一度ブックマークしてしまえば
『小学生のための聞ける!話せる!英語辞典』を
自分のスマホやタブレットなどで
使うことができるようになります。
英語をタッチすれば音声が流れます。
音声が流れるまでタイムラグもほとんどありません。
単語だけを読むのではなく
パターンプラクティスの入った
一文をリピートしてくれます。
単語だけを読むタイプもありますが
実際に英語を話すことを考えると
一文全部を読んでくれるものの方が
実際の会話を想定できて良いです。
左上の矢印を押すと6つのメニューが出てきます。
・ページ
・付箋リスト
・検索(日本語と英語両方)
・ペン
・しおり
・付箋
ページを横一覧にして見やすくしたり
日本語や英語の検索もできるので便利です。
ペンは太さや色を変えることができます。
書き込みできるスタイルなので
覚えてない単語にチェックするなど
いろんな活用が考えられますね。
とにかくデジタルブックの
使い勝手が凄すぎます!
休み時間や学校行事、クラブ活動など
学校生活を想定したものが多くあります。
小学生の子供たちに身近な話題がたくさんあり
幼稚園児にも興味が湧くような内容になっています。
会話のヒントがたくさんあります。
英語辞典として使うのはもちろん、
絵辞典としても使うことができます。
絵辞典だとこの辺りが売れ筋ですね。
高いものだと14,000円位と
なかなか良いお値段がします。
しかし『小学生のための聞ける!話せる!英語辞典』は
2,090円で全てのコンテンツが利用できます。
(税込価格)
デジタル利用ができてこの価格…
あっぱれとしか言いようがありません
小学生に英語辞典をはじめて選ぶなら旺文社のデジタルブックを使ってみよう!
紙の辞書をめくりながら単語を調べたり
デジタル版を見て音声を聞いて発音したり。
会話的な内容も多数含まれているので
英検5級の対策にもなります。
小学5年生の英語でpicture dictionaryが
配られますが、音声は全単語を一気に
再生する形なので英語を始めたばかりの子には
少し使いづらいです。
幼児期のうちから英語を始めるなら
早めに英語辞典を買ってしまうのもありです。
お金をかけすぎずに家でできる英語教育を
楽しんでいきたいですね。
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