子供をiPad依存症にしないために決めた
我が家のiPadを使わせるときの決まりを紹介します。
我が子にiPadを与えて数年。
最近では生活の一部として楽しむようになりました。
子供のうちからさせて…
依存症になるんじゃないの?
我が家ではそうならないように
細かい決まりを作ってます
2017年に厚生労働省が出した推計によれば
病的なネット依存の疑いがある中高生は
全国で93万人いるそうです。
現在はさらに数が増えているかもしれません。
少し辛口で言いますが
子供がタブレットやスマホ依存症になるのは
全て親に責任があります。
使い方を教えなかったり
決まりを決めていなかったりすると
子供は際限なく使います。
当たり前ですよね。
楽しいですもん。
大人でも依存症になる人がいるくらいなので
子供にはしっかりと対策しないといけません。
我が家では子供を依存症から守るために
iPadを使うときの決まりを設けています。
この記事では我が家でどのような約束を決めているかを紹介します。
決まり①使う場所
我が家で子供がiPadを使っていい場所は
リビングのダイニングテーブルのみです。
寝室や他の部屋では使いません。
これは親の目が届く範囲で使わせるためです。
今後スマホなどを持たせたときに
自室にこもるのを防止するため
他の部屋で使うのも禁止です。
使うのはあくまでリビングのみです。
決まり②使う姿勢
子供がiPadを使うときは
必ずリビングのイスに座って使います。
寝転んだまま使わせません。
正しい姿勢で使わせる理由は2つあります。
- 視力の低下を防ぐため
- 気持ちを切り替えるため
視力の低下を防ぐ
寝転んで使うとどうしても画面に近くなります。
椅子に座って正しい姿勢で使うことで
視力の低下を防ぎます。
気持ちを切り替える
気持ちを切り替えるとは
椅子にピシッと座ることで
これからiPadを使うぞ!と
意識を切り替えることです。
結果としてダラダラ見ずに
集中してiPadを使うことができます。
決まり③使う手順
使う手順は以下の通りです
- 1
子供が「iPadを使いたいです」と言って
親にiPadを渡す - 2
親は子供に見えないように
パスコードを入力してから
子供に渡す - 3
iPadにデフォルトで入っている
時計のタイマー機能を押す - 4
子供と大人と一緒に
タイマーが作動したのを確認する - 5
子供のiPad使用スタート
子供と一緒に時計のタイマーを押すことで
子供の集中スイッチも入ります。
ダラダラ使わせずに目的意識を持って使わせます。
決まり④使う時間
我が家では使う時間を
娯楽と学習で分けています。
娯楽の場合
娯楽としてiPadを使う場合の使用時間は
1人15分です。
15分のタイマーが鳴ったら終わりです。
動画が中途半端でも最後まで観たくても
15分したら必ず終わります。
泣こうが喚こうが終わりです。
(実際泣かれたことはありませんが)
親も家事やら仕事やらで忙しいので
iPadなら静かに見てくれて楽だし
つい「見てていいよ〜」となりがちです。
しかしこの『終わるときは必ず終わる』と
いうルールを親が破ってしまうと大変です。
子供は「あ、もっとやっていいんだ」と
ルールを守らなくなります。
子供にだけルールを守りなさいと
いうのは無理な話です。
親の根気、
そしてiPadに子守をさせず
子供としっかり向き合う姿勢が必要です。
これが一番大変ですけどね
学習の場合
娯楽は15分でしたが
学習で使う場合は30分くらいを
目安にしています。
人間の集中力はもって30分と言われています。
これ以上になると集中力は低下します。
しかし集中して作品作りをしているときや
学習の効果が得られていると判断できる場合は
例外的に30分以上も認めています。
なんだかゆるい?と思われそうですが
我が家はここまでです
子供をiPad依存症にしないための決まりまとめ
我が家のiPadを使うときの決まりをまとめます。
子供は自分でタブレットやスマホを
買えるわけではありません。
与えるのは全て親です。
機器を与えるからには
最後まできちんと責任をもつ。
それが親の役割だと感じています。
そして極論を言ってしまうと
夢中になれるものが他にもたくさんあれば
そもそも依存症にはなりません。
子供が夢中になれるような
興味の種まきをしていきたいですね
まだ始まったばかりの我が家のICT教育ですが
今後も使用に気をつけながら
見守っていくつもりです。
幼児期にiPadを与えるメリット・デメリットはこちら。